大切にしたいこと

 

今日で今年も最後　

年々時が経つのが早くなるのは私だけでしょうか？

だからこそ毎日を大切に過ごしたいですよね

今年もたくさんの方にお花の注文を頂いたり

ワークショップにご参加頂いたり

気にかけていただいたり仲良くして頂いたり

本当に楽しい１年でした

ありがとうございました

 

それと同時にとても気づきの多い学びの１年でもありました

大好きな父を3月に亡くし

これ以上の悲しみとはあるの？

という経験をしました

その中で今の世の中の在り方への失望も感じたのでした

父は３年ほど前から癌で闘病をしていましたが

それなりに乗り越え元気にしていました

病院の先生を信頼している様子でいつも話していました

徐々に病状が悪化していく中で

まるでレールでも引かれていたかのように

先生から自宅で看取るようにと説明があり

あれよあれよといろんな職業の方から

これからの流れ、料金表、と忙しく説明がありました

まるで人間の最後

生き方さえもお金に支配されているように思えて

私にはそれが違和感でしかなく

その説明の場にいることもできず

父の一人待つ病室に戻ったのでした

 

私たちはお金を稼がないと生活できない

そのために毎日忙しく

余裕もなく頑張っていて

仕事は何のためにするもの？

生きるため？お金を稼ぐため？

そして仕事を終える頃にはもういい年になり

やりたいこともできない

病気になり、せっかく貯めたお金は治療にきえ

病院に通い、サービス化された介護やら看取りやら

全てお金がついてまわる

まるで命がお金に操られているかのようで

衝撃的でした

ああ、私はお金のために生涯を使いたくない

お金に支配される生き方はしたくない

好きなことをして

自分の気持ちを大切にして生きよう

そう思ったのでした

とはいうものの主人がいて家族のために働いてくれている

感謝しています

でもまずは出来る人からやれる人から

本当にしたいことをして生きてみよう

私は植物が好き、土が好き、種が好き

もはやたくさん稼げる花屋を目指すより

私の育てた植物で作品を作り、誰かに喜んでもらえたら嬉しい

それぞれの価値観で植物の癒しを

受けとって頂けたら嬉しい

そんな花のある暮らしをお届けしたい

それが今の私の大切にしたいこと

お金に支配されず、自分のしあわせと感じる方向へ向かって

一瞬一瞬を大切にしようと思います

それが父の死から気づいた大切なこと

大好きな父は最後まで教師でした

ありがとうございました

これからもよろしくね

 

こんな気持ちになった２０２３年でした

この価値観を持ちながら明日からの１年を過ごします

ありがとうございました〜